五島手延べうどん

 

五島手延べうどん

長崎県五島列島で産するうどん。
厚めに丸く伸ばした生地を鎌で渦巻き状に切り出した後(この工程から「鎌切りうどん」とも言われる)
少し力を加えながら横に並べた二本の棒に8の字にかけてから、棒の間隔を少しずつ引き伸ばした後、
一旦、生地を外してからまた力をかけながら生地を棒に8の字にかけていく、というそうめんや稲庭うどんのような手延べ製法で作られる。
このため普通のうどんより細く、断面が丸いのが特徴。手延べの際に粉をふらず五島産の椿油を使用しており、かすかにその香りがする。
たっぷりのお湯で茹で上げたあつあつの釜揚げうどんを醤油やアゴ(トビウオ)出汁のたれで食べる「地獄炊き」が代表的な食べ方である。


 

五島手延うどんのルーツ

元寇の役に捕虜となり、五島に住みついた中国人が教えたなど、
数多くの伝承が残っており、起源は確かではありませんが大陸から伝わった事は、間違いないようです。
五島列島は、その昔遣唐使の寄港地で、東西文化の重要な中継点でもあったのです。
つまり、五島は中国をルーツとする麺伝来の路であり、日本の麺ロードの拠点でもあったのです。

五島手延うどんのルーツ

限会社ポラリス 五島家

長崎県五島手延うどん振興協議会

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