鳴ちゅるうどん:徳島県鳴門市

鳴ちゅるうどん

鳴ちゅるうどんは、徳島県鳴門市のご当地うどん。鳴門市の「鳴」+ちゅるちゅる食べる音を組み合わせた「鳴ちゅるうどん」
「鳴ちゅるうどん」とは、徳島県の写真家・「鳴門のちゅるちゅるうどん探訪記」の著者でもある 中野晃治氏が命名。
特徴は麺が細くて柔らかい。さらに麺は不揃いな形をしている。

通常のうどんは麺が均一に沿っていて、最初から食べ終わるまで同じ食感に対して、
鳴るちゅるうどんの麺が不揃いな理由は、
細い部分や太い部分、薄い部分や厚い部分の食感を楽しんでいただく為にわざと不揃いにしている。

又、食感を楽しんでいただく為に「冷やしうどん」と「温かいうどん」で麺を変えているお店もあるほどだ。

出汁は黄金色で、あっさり醤油味。具はネギときざみ揚げが基本で、鳴門市名物のワカメやちくわが入る。

 

鳴ちゅるうどん探訪記

鳴ちゅるうどんのはじまりは『大井食堂』だった。江戸創業の名代うどん店。
時代劇に出てくるような小さなどんぶりに、黄金色のお出汁の湯気をゆらり昇らせ、
テーブルに運ばれてきたのは、きざみ揚げとネギのみが具というわびさびを感じさせるうどんだった。
そして仰天することにうどんはふぞろいで、ちぢれており、長さもまちまちで、細く、
初めてその光景を目にした時、あまりの麺のヘタウマ感に衝撃を受け、自らのうどんに対する既成概念を根底から崩され、
思わずうどんに向かって笑ってしまったのを覚えている。人はあまりにもその想像からかけ離れた未知なるものに遭遇した時、
とりあえず笑ってごまかしてみるのかもしれない。
しかしこれが、麺をちゅるちゅるし、お出汁を飲み、お揚げをつまみ、
また一口とちゅるちゅるするにつれ、やがて恍惚となっている自分に気づく。
一体この魔術は何なのか!?
愛知のきしめんでもなければ、山梨のほうとうでもない。讃岐うどんとも違えば、稲庭うどんでもない。
日本全国のローカルうどん数あれど、鳴門地方ならではのうどん。鳴ちゅるうどんだ。
しかしいろいろ文献をあたっても、いっこうに記述が見つからない。こんなうどんが徳島は鳴門に今も残り、
こうしたうどん店や製麺所が少なからず点在し、食料品店やスーパーでも玉売りされ、
さらに家庭で打つ人もいるほど、愛されているという事実。


鳴門のちゅるちゅるうどん探訪記 鳴ちゅるより

鳴ちゅるうどんを食べる

詳しくは鳴門市観光協会様で
narutyuru