本当に美味しいものは地方にある。

本当に美味しいものは地方にある。

都会には何でも揃っている。
様々な種類の飲食店もあるだろう。
東京なんて何でも食べようと思えば食べられる環境にあるでしょう。

しかし、本当に美味しいものは地方にある。
美味しいうどん

都会にある美味しいものは、「そこそこ」が多い。

しかし、地方の美味しいものの中には本物の美味しさがある。

何が違うのでしょうか?


どこで人間が美味しいと感じるかをグラフにしてみました。
美味しい
・食べるときの雰囲気や気分
最も美味しいと感じるのに影響するのが、雰囲気や気分です。
高級店で食べるのと、汚い所で食べるのでは美味しいと思う気持ちが変わります。
店員さんの気持ちがよかったり、
値段の高いワインほどおいしいと感じたり、
逆に値段が安いものは、それなりに感じたり。

・値段
例えば、インスタントラーメンが3,000円なら
「3,000円も出して、自分でお湯を入れて、この味なら・・・」
と、なりますよね。
飲食店でお金を払う時に「失敗店だった。」と思った事はあるでしょう。
これは、支払った金額に対して不満足(美味しくない)と思った気持ちです。
逆に、今、あなたが頭のなかで美味しいと思っているいるものを
半額で食べられるなら、もっと美味しいと感じるはずです。

・味
味はわずか15%しかありません。
好みもあります。

・食材の温度
温かいものは65度
冷たいものは5度
これは口に入った瞬間に一番美味しいと感じる温度です。
(65度で調理すると口に入る時の温度はもっと下がります。)
調理してから皿に盛り付けて、食べる時までの時間を計算して
ちょうど良い頃に食べるのが一番美味しい食べ方です。
料理が出てきてから写メを撮って、ベラベラ話していると
どんどん料理の味(温度)は落ちていきますよ。

・作り手の心
大好きな彼氏に料理を作る。
おばあちゃんが孫のために。
個人経営の店主が自らお客様に喜んでもらう為に作った料理
食べる人に喜んでもらう為に作った料理は心がこもっていて美味しくなります。
心がこもった料理は美味しいです。
逆に、
飲食店で出来の悪いアルバイトが
嫌々仕事をしながら作った適当な料理や
マニュアル通りに単なる作業で作った料理は
いくら素材が良くても、そこまで美味しく感じないのです。

・見た目
見た目も重要ですが、これも気分に影響します。
フランス料理のようにキレイな食器に上手に盛り付けてあるのは
見るからに美味しそうですよね。
ポイントは色・食器・盛り付け。

・匂い
美味しそうな匂い~
なんて言いますよね。
食べる前の匂いで気分を高める効果もあります。

・食感
例えば、うどんならコシ。
コリコリ感や、サクサク感など味以外の食感。

他にも
必要な栄養素を含む味をおいしいと感じる
喉がカラカラの時に冷たいビールをキューと飲むと美味しいと感じますよね。
塩分が足りない時には体が勝手に塩辛いものを欲しがりますよね。

幼いころによく食べた味を好ましく感じる
海外滞在中に食べる和食がやたらおいしいと思うのが典型例。いわばお袋の味を好む性質だ。

情報によるおいしさ
友達や彼氏が美味しいと言って一緒にたべたり
専門家に食材や調理方法の説明をしてもらってから食べると
美味しいと感じます。


まとめ「本当に美味しいものは地方にある。」
地方に行くと「遠い所まで来た!」という気分でテンションが上り
何でも30%くらい美味しく感じます。
また、地方=本物という気分で20%くらい美味しく感じます。

さらに「心」+「温度」+「新鮮」+「見た目」+「匂い」など様々な要素が合わさり
美味しいと感じるのです。

本当に美味しいものは地方にある。

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